記事更新日:2024年11月21日
Picoのセットアップについて紹介します。
必要なツール
まずはじめに、Picoをセットアップするために、必要なツールは二つです。
LinuxやMacの環境であれば、これら二つは既にセットアップ済みであるはずです。Windowsの方も、それぞれのサイトより専用バイナリをインストールし、パスを通すだけで利用が可能です。
Picoのセットアップ
Picoのセットアップは容易です。公式サイトおよび、わたしの自家製拡張版紹介ページにてパッケージをダウンロードして、以下の二行のコマンドを実行します。
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
$ php composer.phar install
Pico1.0.3時点では、1,2分ほどの時間がかかります。
また、自宅環境などで、テスト環境を構築したい場合、以下のコマンドだけでテスト環境が実現可能です。
$ php -S 127.0.0.1:8080 .
なお、わたしの自家製拡張版では、このコマンドを実行するphpserv.bat
が同梱されているので、それを利用することもできます(phpserv.bat
では、このほかにrewriteurlオプション利用時に必要な処理も含まれています)。
もちろん、ApacheやnginxなどのHTTPサーバが既に稼働している環境であれば、それを利用しても問題ありません。
記事を配置する
記事は、content
フォルダまたはcontent-sample
フォルダに作成します(configファイルを編集することで、変更することもできます)。Picoはcontent
フォルダがない場合は、content-sample
を、ある場合はcontent
フォルダを記事フォルダとして認識します(content-sample
フォルダには配布自のサンプルファイルが保存されているので、特に理由がなければcontent
フォルダを作成して使うのが良いでしょう)。
また、記事ファイルの扱いについて、特定のフォルダ(ディレクトリ)を参照したときに最初に表示して欲しいファイルは、index.mdという名前で作成する必要があります( http://pico.onpu-tamago.net/ を表示してはじめに表示するファイルは、index.md)。